損益通算の繰り越しを行うためには確定申告が必要になります。

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損益通算

仮想通貨が雑所得に分類された結果、利用出来るようになったのが損益通算です。
株式投資を行っていた人には馴染み深い単語かもしれません。
これは主に株式投資の界隈で使用されているもので、一定期間内の利益と損失を相殺することです。

 

一定期間内の利益と損失を相殺するというのは具体的に何なのでしょうか?
仮想通貨の場合、どのような扱い方が出来るかを含めて紹介したいと思います。

 

損益通算による相殺

損益通算による相殺のヒント

 

損益通算とは一定期間内の利益と損失を相殺することです。

 

例えば、仮想通貨によって100万の利益を得たとしましょう。
そうなると195万以下の税率対象になり、5%の税金、つまり5万円の支払いが必要になります。

 

しかし、別の仮想通貨によって損失を70万出していたとします。

 

この場合に損益通算を行うと、100万の利益と70万の損失で相殺が行われて30万の所得という扱いになるのです。
仮に30万の雑所得になったなら、税金は5万から3万へと減額されます。

 

上記の例を見ると大した金額の差は内容に感じます。

 

ですが、これが1000万単位の金額になったらどうなるでしょうか?
1000万の利益がある一方で、700万の損失があれば300万しか手元に残りません。

 

この際に損益通算が無いと、税金は数百万にも及ぶでしょう。
状況によっては総合的にマイナスになる恐れすらあるのです。
株式投資によって破産する人が増えたのはこうした理由も関係しています。

 

繰り越し控除のメリット

損益通算をしても収支がマイナスになってしまうケースもあるでしょう。
こうした場合は最長3年間、損失を繰り越して控除することが可能なのです。

 

例えば、1年目に300万の損失を出してしまったとします。
そうしたケースであれば、翌年には損益通算によって300万の損失がある状態として扱われます。
そのため、仮想通貨によって大きな利益を出しても300万分の控除が得られるのです。

 

繰り越しをしないと控除が利用出来ないので、支払う税金が純粋に増えてしまうでしょう。
損益通算の控除は積極的に利用して行くべきなのです。
ちなみに、損益通算の繰り越しを行うには確定申告が必要になりますので覚えておいてください。

 

仮想通貨で得た利益を確保するなら節税対策が有効です。

繰り越し控除は非常にメリットが高いので、税金対策の1つとして利用してみてください。